私の場合、「再発又は難治性のFLT3遺伝子変異陽性」であったため、移植が前提で治療がスタートし、ドナーはまず血縁者が適合するか、白血球の型(HLA)を検査することになりました。
私は4人兄弟の長男、下に妹二人と弟一人。
同じ関東に住む弟から検査を受けてもらいました。
結果、HLA遺伝子変異群の適合度は4/8。ドナーとして適合せず。
私には本人から「あかんかった」と暗い声で連絡がありましたが、カミさんのところには泣きながら電話があったとのこと。
男兄弟で、近くにいることもあり、一報を受けたときは、残念に思う気持ちもありましたが、やはり兄妹に痛い思いはさせたくないという思い気持ちのほうが強くあって、内心ほっとしました。
弟の結果を受けて、やはり兄妹でも型が完全一致するなんて難しいことを知りました。
関西に住む妹二人は関西の検査機関を経て結果がわかるため時間がかかっていましたが、丁度私が一時退院している時に、上の妹から電話があり結果を報告してくれました。
「お兄ちゃん、私の骨髄あげるわ。」
HLA遺伝子変異群の適合度は8/8。完全一致したとのことでした。
「二人も子供産んでんねん。あの痛みに比べればどうってことないはずや!」
痛い思いをさせるくらいなら、型が一致しなくてもいいやとあきらめていたので、妹の心強い言葉が本当にうれしかった。
コンビニで立ち読みしてた時に電話を受け、人目を憚らずにその場で号泣しました。
一緒にいたカミさんが手をひいて車まで連れて行ってくれましたが、何人かいた周りのコンビニのお客さんからすれば、スキンヘッドのいかついおっさんがコンビニから引きずり出される光景はさぞ異様だったと思います。
因みに下の妹は0/8。全く型が違ったようです。
弟同様、落ち込んでいたらしく父親から姉の結果を聞いて号泣していたとのこと。
大人になっても仲のいい兄妹で本当に良かったです。
まだ、型があっただけで、移植できるかどうかは、私と妹の健康状態次第。
もしダメだったとしても、今回のことで住む場所が違っても兄妹の絆は強まったと思いますし、何より兄妹4人を育ててくれた両親への感謝はより強まりました。
退院して元気になって早く両親、兄妹に会いたい。ご飯を食べながら話したい、そう思った次第です。
あまりスピリチュアルなことは信じないのですが、いま私が受けている試練は、神様なのか、ご先祖様なのか、家族、親兄弟との絆を大切にせよと、強いメッセージを受けている気がしてなりません。
「いいことも悪いことも全てに意味がある。
これから幸せになるために起こっている。」
そう信じ、下を向かず、常に前を向いていたいと思います。
使用画像:photoAC(ハートと家族の手)


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